西暦2025年、経営難により倒産の危機に瀕していた會社を抱えるロボット學者の不動勇希はロボットの悪用や軍事利用を何よりも嫌っていたが、援助してくれるかもしれない軍需企業の地下研究所で見せられた“悪魔の壁畫(デーモン・ウォール・ペインティング)”と“悪魔の鎧(デーモン・アーマー)”の研究に攜わったことから開いてはならない扉を開けてしまうことになる。兵器だと思われていた“悪魔の鎧(デーモン・アーマー)”が獨自の意識を有しており自力で勝手に復元・行動することが明らかになり、また白縫や研究チームの仲間がアーマーに取り込まれる事件が続発する。その一方、日本ではロボットによる自爆テロ事件が起こる。しかし、2つの事件は大元で1つに繋がっており、世界規模で拡大しているのだった。